ベクタ画像はシェイプまたはテキストとして管理される

何度も説明しているように、Kritaはラスタ画像とベクタ画像の両方を扱うことができます

ベクタ画像には種類があり、シェイプとテキストに分けることとができます。 シェイプとは "図形" のことで、さらに基本図形とパスに分けることとができます。

基本図形とは

基本図形
基本図形

基本図形には円(楕円)と矩形(四角)があります。 それぞれ固有の特徴を持っており、それを変えることはできません

固有の特徴を超えない範囲での加工
固有の特徴を超えない範囲での加工

例えば、円を楕円や半円・パイにすることはできますが、五角形にするような加工はできません。 同様に、矩形の角を丸めることはできますが、三角形にするようなことはできません。

なお、パスに変換してしまえば自由に加工することができます。 基本図形のままでは固有の特徴を超えた加工ができないというだけです。

パスとは

パス
パス

パスとは複数の点でつながった線のことです。 基本図形とは違い、決まった形状は持ちません。 自由に好きなように形を作ることができます。

閉じたパスと開いたパス
閉じたパスと開いたパス

開始点と終了点をつなげれば "閉じたパス" になり、つながなければ "開いたパス" になります。

テキストとは

テキスト
テキスト

テキストは名前の通り文字の集まりです。 メモ帳での編集のように、文字の単位で追加・削除が行えます

基本図形と同様にパスに変換してしまえば自由に加工することができます。 もちろん、パスに変換してしまうと文字の単位での編集はできなくなります

  

シェイプとテキストはフィルとストロークを持つ

シェイプ(基本図形 / パス)とテキストはフィルとストロークという属性を持ちます

シェイプやテキストの属性 フィルとストローク
シェイプやテキストの属性 フィルとストローク

フィルというのはシェイプやテキストの内部領域の属性ことで、色を指定することができます。 ストロークとは境界線の属性のことで色や幅・線種などを指定することができます。

フィルとストロークはいつでも削除・追加できる

フィルもストロークもシェイプやテキストから削除することができます。 また、フィルやストロークはいつでもシェイプやテキストに追加することができます

なお、1つのシェイプが持てるフィルとストロークはそれぞれ1つずつです

  
テキストは文字ごとにフィル/ストロークを持つことができます。
フィルやストロークの無いシェイプ
フィルやストロークの無いシェイプ

フィルが削除されたシェイプやテキストは、境界線のみが描かれるようになります。 ストロークが削除されたシェイプやテキストは、境界線が描かれなくなります

なお、フィルとストロークの両方が削除されたシェイプやテキストは何も描かれなくなります。 キャンバス上には存在しているので加工することはできますが、画像としては何も描かれません。

フィルとストロークの色や幅・線種は様々に指定できる

フィルとストロークは、色を自由に指定することができます。 単一色・グラデーション・メッシュグラデーションから選択することができます。

ストロークは、色に加えて幅・線種なども指定することが可能です。 線種には豊富な種類が用意されています。

フィルやストロークの色や線種などの指定
フィルやストロークの色や線種などの指定

フィルやストロークの色や幅・線種を調整することで様々な表現が行えます。

開いたパスもフィルを持つことができる

開始点と終了点がつながっていない "開いたパス" でもフィルを持つことができます。

開いたパスのフィル
開いたパスのフィル

開始点と終了点を直線で結んだ形状でフィルが塗られます。

  

まとめ

ベクタ画像にはシェイプ(基本図形・パス)とテキストがあります。

シェイプやテキストはフィルとストロークの属性を持ちます。 フィルは内部領域の属性のことで、色を自由に指定できます。 ストロークは境界線の属性で、色だけでなく幅や線種もかなり自由に指定することができます。

フィルもストロークもシェイプやテキストから削除することができます。 また、フィルもストロークはいつでもシェイプやテキストに追加できます。

なお、1つのシェイプが持てるフィルとストロークはそれぞれ1つずつです。 テキストは文字ごとにフィル/ストロークを持つことができます。